06/21 東北BLOCK at 仙台 Neo BrotherZ

九州予選レポート

九州 男祭り。代表の座は、誰がなってもおかしくない大会だった。予選のジャッジが困難を極めたのも、誰もが抜け出してなかったから。

そんな中、昨年ファイナルの両部門に出場を果たし名前を刻んだDJCHOO、ドラムパターンを幾重にも展開させたU-LEE、バトブレの展開をクリーンなテクニックで決めた東京のMETOKI、そして地元の声援を浴びアクティブなショウを見せたYUDAIらが決勝戦にのぞむ。予選突破を目論見、全体的にベストネタ放出済み感が否めなかった。

トップに登場したDJ NBは、ハッピー感あふれるヴァイブスで、DJ SWITCHの"A Bit Patchy"を乗りこなす。DJ暦3年で決勝の舞台に進んだ東京のMETOKIは、これまたバトブレの展開を利用した小気味良いテンポの安定したプレイ。そして最も気になる二人となったのが、同世代のライバルYUDAIとDJCHOO。

YUDAIはヴァイブスに輝きを放ち、随所に見せる切れ味あるボディトリックが秀逸。しかし、決め所でのミスが重くのしかかってしまった。一方のDJ CHOO、ベストネタを決勝の舞台に持って来たしたたかさはさすが。昨年に引き続き、ネタ作りの上手さが際立っており、後半部分のドラムを畳み掛けるプレイで、九州の観客に高揚感をもたらせた。これで2年連続となるファイナル進出を決めたDJCHOOが、予選最後の9人目の枠を実力で勝ち取った!

九州Champion DJ CHOO
九州予選順位
順位 エントリー名 ポイント
1位DJ CHOO15pt
2位YUDAI12pt
3位NETOKI5pt

DJ CHOO (21) 魂の九州男児

一言:「鼻毛が出てても気にしねぇぇ!! そう! それ程俺はDMCの夢中たい!!俺のしゃばちねすルーティンを見ればエビバディ鼻毛ドゥ〜ン間違いない!! で〜じぇ〜ちゅ〜♪ちぇけらっちゅ〜♪」

九州の黄金時代を形勢していたHIROKI塾出身、ルーティン作りが丁寧で、最後に盛り上がり所を必ず作ってくる構成巧者。素朴な喋り方とは裏腹な熱い魂で、夢に向かって走る事の出来る情熱家。どこか応援したくなるその生き様、いよいよ上位との壁は無くなるか?

福岡県南西部の八女市、本人が中途半端な田舎と称する街。周りに教えてくれる人は誰もいない、先生は教則DVDの画面上で衝撃的なプレイをするDJ TA-SHIだった。笑えるエピソードを、飾り気の無い口調で語る。

「17歳でタンテを買ってから半年後ぐらいに、クラブDJもあるんだって気づいた。ちなみにクラブは、東京にしかないと思ってたんですよ(笑)」

とにかく素朴で、熱い魂を持っている。

「筑後って所で、ちゃんちゃんこの裏地を機械で染める工場で勤めてます。高校卒業して、DJで食って生きたいと思ったけん、就業時間がはっきり決まって、DJ出来る時間が作れる所で働こうと決めてた」

初バトルはDMC九州予選06、頭が真っ白で何も出来なかった。その敗北から学んだ教訓を糧に、昨年に続き2年連続のファイナル出場を決めた

「今年出れるのは俺としては奇跡的な事なんで、、、YUDAIも相当悔しがっていたし。九州のみんなの為に中途半端な事は出来んですね」

努力の人。情報の少ない環境で育った分、自分で決めた目標に対する一直線っぷりがカッコイイ。夢は?の問いに対する答えが、まさに象徴的だ。

「DMCシングル部門の世界チャンピオンです。高校を卒業して相当練習しまくった、本当にもう遊んでなくて、それで中途半端に終えるのはもったいない。なんでも成せば成るってのがあって、自分的にはもう少しって所まで来た。こっからどう頑張るかで、この先の未来が決まるんで」

  • 2007 DMC JAPAN Finalist
  • 2007 DMC Battle For Japan Supremacy Finalist
  • 2007 Extravaganza World Finalist

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