06/06 北海道BLOCK at 札幌 SOUND LAB MOLE

北海道予選レポート

最北のバトル、今年はインラインスケート大会との共催で会場にはランプも併設、いつもより規模を格段にupさせた会場に! 2年前、出場者が4人しか集まらないという事態を経て、今年の参加者は10名。9人の道内DJと東京から参戦のDJblu1人という構図。当然、北海道勢としては、アウェイのbluは阻止したかったはず。今回のバトルの見所でもあった。そんな思惑入り乱れた中、予選がスタート。

北海道常連組のbeatpulp・GrandMaster SASAKIは、スキルも勢いもあって既に北海道を代表するテ−ブリストの風格。しかし、ネタとしての完成度の高さ、仕込み済みって感じのbluが予選はトップに躍り出る。予選のポイントで、上位5名が決勝へ!

そして、半分に絞り込まれた決勝戦。おそらく、道内DJ'sの多くは、1回戦にベストネタを持っていったようで、どうも予選よりネタの完成度に欠ける印象が。そんな中、上半身の衣装を青で統一したbluが、ヒップホップ度満載のネタを披露。トーン・ニードルドロップ・ボディトリックと目を奪う要素を散りばめたルーティンを披露。若干、アウェイ感から緊張の様子も見られたが、ここは意地を見せ、シングル部門初出場を決定した!

北海道Champion DJ blu
北海道ブロック順位
順位 エントリー名 ポイント
1位DJ blu17pt
2位Beatplup9pt
3位Grand Master SASAKI8pt

DJ blu (24) 確信犯的インテリジェントB-BOY

一言:「オレをノーマークにしてると後悔するぞっ!」

独学で学んだ音楽理論を携え、ヒップホップの醍醐味を体現するインテリジェントB-BOY。ヒップホップの原点であるバトルに帰ってきたのは、盟友DJ威蔵と共に頂点の座を狙う為。本業のトラックプロデュースを止めてまでの本気モード、どこまで食らいつけるかが見物だ!

ラジオのミックスがきっかけて16歳で始めたDJ、今からは想像できないが、最初はハウス・アングラヒップホップのDJだったと言う。

「最初は、今自分がやっているような事を馬鹿にしてた。スクラッチの奥深さにはまってから、今はアングラな手法でメインストリームの音を料理したい」

トラックメーカーとして活躍する今、何故バトルに復活をしたのだろう。

「05年の威蔵がジャパンファイナルで優勝した時、隣でレコードを渡す役をやっていて、あの時の興奮が忘れられなかったんですね。」

01年のバトルを最後に、昨年6年ぶりの復活。その間に学んだ事は大きい。

「4年前からピアノをやり始めて、音楽理論を独学で学び始めたんです。最近、上原ひろみにやられて。ジャズにスケールってあるんですけど、例えばドレミファソラシドのドから始めるんじゃなくて、レから始めたらどうなるか? ってのを確信犯的にあの人はやる。で、DJ 宮島にも共通点を感じるんですよ。宮島さんも、2クリックフレアーって行き・帰り3発の音が出るのを、2発目、3発目から始めたらどうなるんだろう?とか、そういう実験的な事を意識してやる精神が凄い。俺はヴァイブスってタイプじゃないんで、考えて確信犯的にオリジナルを生み出してみたいんです」

最後に将来的な夢を聞いてみた。

「圧倒的な音楽家になりたいですね。ヒップホップにターンテーブリズムを戻したいし、メインストリームの人達にもっと興味を持ってもらいたい」

  • 2000 Extravaganza World Finalist
  • 2000 B-Boy Park No-Tricks Champ

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